■ のれん辞典
この度は、「のれん製作所」をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
こちらでは、オーダー暖簾制作におきまして、よくお問い合わせいただく用語について、いくつかピックアップしてご説明して参ります。ご参考程度にお目通しいただけますと幸いでございます。
この度は、「のれん製作所」をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
こちらでは、オーダー暖簾制作におきまして、よくお問い合わせいただく用語について、いくつかピックアップしてご説明して参ります。ご参考程度にお目通しいただけますと幸いでございます。
- 防炎加工
- 設置場所によっては必須となることもございます。当店では全てのオリジナル暖簾において対応できますので、お気軽にご相談下さい。
- 分散染料
- 化繊素材暖簾の染色に用いられる染料です。具体的には、テトロンツイルやテトロントロマットなどの着色に活用されています。
- のれん棒
- 店頭にオリジナルのれんを掛ける際に用いる竿のことを指しています。共チチ、棒袋といった仕立て方法を問わず利用されます。
- シルクスクリーン
- 枠に絹を張り、プリント印刷箇所だけに染料を通させ着色する手法を指します。近年では絹の代わりに合成繊維が用いられるケースが多いようです。
- 地詰
- 生地を湿らせ、縮めてから仕立てる手法です。綿のれんの特性上、水によって収縮しやすいため、このような制作工程を踏みます。
- 顔料手書き
- 顔料を手描きで特注暖簾に載せていくプリント手法です。色斑が出やすいことが欠点ですが、製作費用は激安価格に抑えることができます。
のれんの歴史について
暖簾が日本の歴史において、初めて文献に登場するのは「平安時代末期」になります。その当時は、日除け、風除け、目隠しなどといった目的で使われていたものと見られ、商家ではなく、一般家庭の玄関において良く見られたものでした。
家紋が暖簾に配されるようになったのは、鎌倉時代でした。
その後、室町時代、江戸時代と時代が下るに連れて、商家においても紋や広告文句を書き入れた様々な暖簾が登場するようになっていきました。(背景には、世界的にも類稀な識字率の高さがあったと言われます。
)現代においても、オリジナルのれんは店頭に趣きを与える由緒正しき看板として、店内の間仕切りや装飾アイテムとして、様々なシーンでご活用いただいています。