オーダー暖簾の染色方法の紹介
特注にてオーダーのれんを作成する際に、必要になります染色の方法を下記に詳細を記載させて頂いております。オリジナル作成の際のご参考にして下さい。
尚、下記の説明文にてご不明点などございましたらお電話やメールにてお気軽にお問い合わせ下さいませ。
- 反応染め
- 「反応染め」とは、綿や麻の主要構成物質セルロースと、染料の化学反応を利用した染色手法です。
欠点が少ないため、オーダー暖簾に限らず、様々な綿・麻製品の染色に幅広く利用されています。
当初は多少色落ちの起こる可能性もございますが、基本的に洗濯にも耐えられるだけの堅牢性を持っておりますので、オリジナルのれんのメンテナンスも比較的容易になります。
- 顔料捺染
- 「顔料捺染」とは、顔料に接着剤を混ぜて貼り付け、のれんの生地を染色する手法です。
長所は、激安価格でのオーダーができる点と、細かなオリジナルのデザインにも対応できる点です。
反応染めですと、多少デザインのエッジ部分に滲みが出ることがありますが、顔料捺染では問題ありません。
ただし、摩擦には弱く、洗濯には向かないので、オーダーして頂いた特注のれんのお手入れに注意が必要です。
- 昇華転写
- 「昇華転写」とは、デザインをプリント印刷した転写紙と、のれん生地とを重ね合わせ、熱の力でインクを気化させることにより染色する手法です。
テトロンツイルやテトロントロマットなど、化繊素材への着色に主に用いられます。
なお、転写紙への印刷にはプリンターが使用されますので、オーダー暖簾へのお写真の掲載・フルカラーでのオリジナルプリント作成も、まったく問題ございません。